2022年09月23日 09:53更新

妙高市いもり池のそばにある妙高高原ビジターセンターは、入館者数がこの春のリニューアルオープンからわずか半年で10万人を達成しました。21日は節目の入館者に記念の賞状と記念品が贈られました。

10万人目の入館者となったのは、静岡県在住の秋山真由巳さん61歳です。21日午後1時半過ぎでした。

妙高高原ビジターセンターは、妙高戸隠連山国立公園の拠点として今年4月にリニューアルオープンしました。当初年間12万人の利用が見込まれていましたが、わずか半年で10万人を達成しました。

秋山さんには、環境省から賞状と記念品としてセンターオリジナルのボトルやライチョウの切手、バッジなどが贈られました。

秋山さんは、妙高高原地区に住んでいる孫の世話のため、月の半分ほどは妙高高原に滞在しています。21日は一人で、いもり池の周りを散歩したということです。センターには春のリニューアルから5、6回訪れたことがあります。

秋山真由巳さん
「恥ずかしいというかびっくりした。化粧して髪の毛きれいにして身なりも整えればよかった。（賞状）家宝にする」

妙高高原ビジターセンター 松井茂 館長
「幅広い年代の利用がある。特に遠くから来た人は長い時間滞在する。展示室に入った人はなかなか出てこない。自然を学べる展示室になっている」

センターによりますと、月ごとの入館者数は5月が最も多く2万6000人、先月8月も2万人以上をキープしたということです。また、旧ビジターセンターでは年間およそ10万9000人の利用がありました。

環境省 信越自然環境事務所 酒向貴子 所長
「リピーターも多い。自然を学ぶ場所として活用してもらいたい」