2022年09月12日 10:42更新
佐渡汽船は9月9日(金)、愛媛県の宇和島運輸から8億7000万円でカーフェリー「えひめ」を購入したことを発表しました。来年3月下旬から、直江津―小木航路に就航する予定です。
佐渡汽船が愛媛県の宇和島運輸から購入したカーフェリー「えひめ」は、今年6月まで瀬戸内海で就航していました。船は2001年の建造で、定員610人、乗用車150台ほどを積み込むことができます。購入費用は8億7000万円で、そのほか改造費などに2億円を見込んでいます。
「えひめ」は来年3月25日から、直江津―小木航路で1日2往復運行する予定です。
佐渡汽船は去年、経営改善のためカーフェリー「あかね」を売却し、去年4月からジェットフォイルを運航していました。しかし、自治体や地元住民からカーフェリーの再導入を要望する声が強くありました。佐渡汽船では「えひめ」の就航で、直江津小木航路の物資輸送と乗船客数が増え、増収で長期的には赤字が減ると見込んでいます。
なお佐渡汽船は、航路維持のための財政支援を、上越市と佐渡市、県に対して求めています。
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