2022年08月29日 17:51更新
妙高市の燃えるごみ用指定ごみ袋が来年春から値上げされます。対象は大中小すべてのサイズで、値上げ幅は1枚あたり最大で12円、モデル世帯では年間900円以上増えることになります。市は値上げの理由について、ごみ収集にかかる人件費や燃料費の増加などをあげています。
これは29日に開かれた妙高市の定例記者会見で、今年度の補正予算案として示されました。市によりますと、来年4月からの燃えるごみの指定ごみ袋の値上げは、ごみ収集にかかる人件費や燃料費、処理施設の維持・補修費などが増えたためです。
1枚あたりの値段は以下の通りです。
「大」 = 62円(現在比+12円) |
「中」 = 31円(現在比+6円) |
「小」 = 12円(現在比+2円) |
値上げ幅は、緩和措置として1枚あたり2~12円に抑えられたもので、本来であれば、5~16円の値上げとなるものでした。市の試算では、家庭でのごみ処理にかかる費用は、1世帯あたり2.6人と想定すると、現在より年間で939円増える見込みです。値上げに合わせた事業費は400万円です。
このほか市は、コロナ禍で落ち込んだ観光を活性化する事業として、市内の宿泊施設を利用した人に地域クーポン券2000円分を配布します。
期間は10月1日~11月30日まで。配布は1万人分、事業費は2200万円です。市ではこれらを含む一般会計の補正予算、約2億5000万円を9月の市議会定例会に提案します。
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