2017年08月18日 17:56更新
日本野菜ソムリエ協会 主催の野菜・果物とその加工品の品評会「野菜ソムリエサミット」で、「上越丸えんぴつナス」が銀賞を受賞した。
野菜ソムリエサミットは、全国各地から出品される青果物や加工品を野菜ソムリエが試食。「美味しさ」を評価し、優れたものを協会が認証する。毎月開催されており、8月は青果部門で金賞1品、銀賞2品が選ばれた。
上越丸えんぴつナス(写真提供:上越市農産物等販売促進実行委員会)
銀賞に選ばれた「上越丸えんぴつナス」は、上越市の上越丸えんぴつナス研究会と「上越野菜」振興協議会などが連携して今回初出品した。上越市の山あいで70年以上栽培されてきたナスで、見た目は先が少しとがっているのが特徴。アクが少なく、油や出汁との相性が良く、とろけるような食感と風味が楽しめる。煮ても、焼いても、揚げてもおいしいナス。
審査は評価員が10段階評価で採点。平均点が7点以上で銀賞に選ばれた。
<評価員コメント>
・あくがなく素材そのものの甘味や風味がとてもよい。
・果肉がとろりとジューシーで、皮はハリがあるのに歯切れがよい。
・柔らかい果肉ながらしっかり。ベチャッとした崩れがない。
現在このナスを栽培しているのは上越市の3軒の農家のみ。JAえちご上越の「あるるん畑」と浦川原物産館で販売されている。
銀賞を受けて関係者は「まずは市内に広めていき、生産量を増やしていければ」と話している。
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