2022年08月04日 04:00更新

上越市頸城区の恒例イベント「くびきの祭典」が3年ぶりに8月7日（日）にユートピアくびき希望館などで開かれます。今年は20年ぶりの花火打ち上げや地元出身のヴォーカルユニット「Rafvery」のライブ、さらに、美容師やユーチューバーが講師をつとめる職業体験など盛りだくさんの内容となっています。

くびきの祭典は、45年前に旧頸城村の青年が地域を盛り上げようと始めました。今年はコロナ禍で3年ぶりの開催となります。企画や運営は、実行委員会だけでなく地元の若者有志が協力しています。

頸城のまつり実行委員長  望月博さん
「何年もやっているとまつりもマンネリ化してきていた。この辺で何か若い人の手を借りられればと思っていた。若い人たちももう一度盛り上げなくてはいけないと思い立ち上がった。頸城にこういう人たちがいたこと自体大変うれしい。」

地元の若者有志  村松卓弥さん
「自分が小学生の時はまつりが2日間開かれて盛り上がっていたし、参加したいと思っていた。最近は半日や1日になりまつりが寂しい状況になってきている」

今年のテーマは「夢」、「希望」、「野望」です。若い人に仕事について考えてもらおうと美容師やユーチューバーなどが講師を務める体験講座が開かれるほか、マジック教室や地元出身のヴォーカルユニット「Rafvery」のライブ、さらに、プロのミュージシャンと一緒に歌ったりバックダンサーとして踊る催しもあります。

地元の若者有志  村松卓弥さん
「ゼロベースだったので非常大変だったがやりがいがある。体験を通してこんな仕事があるんだと気づいてほしい」

頸城のまつり実行委員長  望月博さん
「まつりを起点に頸城が元気になるようにみなさん応援してください。」

百閒町周辺では、キッチンカーやワークショップ、雑貨販売などのブースが60店以上並びます。そして、イベントのフィナーレでは20年ぶりに花火が打ち上げられます。

くびきの祭典は、8月７日（日）午前９時から上越市頸城区のユートピアくびき希望館とその周辺で行われます。

くびきの祭典
■日時：8月7日（日）9:00～19:00
■会場：上越市頸城区  ユートピアくびき希望館および百間町周辺
■ホームページ：https://kubikinosaiten.com/