2022年07月23日 17:48更新
チタン製の定規に自分で色を付けるワークショップがきょう23日、上越市土橋にある新和メッキ工業で開かれました。
ワークショップは夏休みに合わせて初めて開催されました。 色付けを行うのは新和メッキ工業が販売しているチタン製の定規です。
チタンはメッキする時にかける電圧によって色合いが変化します。電圧の調整の仕方で、単色以外にもグラデーションにすることも可能です。ワークショップでは、世界で一つだけのオリジナルの定規作りに挑戦しました。参加者は、自分で好きな色を選んで発色を体験しました。
長野県から参加した小学校4年生は「色がすぐ変わっていくので難しかった」上越市から参加した小学校2年生は「色が変わるのすごいと思った。作った定規は勉強に使う」と話していました。
このワークショップは定規に使われているチタンの素材が上越市で作られていることを広く市民に知ってもらおうと開かれました。瀧見直晃代表取締役社長は「あまりない機会なので楽しんでもらえたのでは。上越市の産業を知ってもらえる一歩になれば嬉しい」と話していました。
夏休み期間のワークショップはすでに定員が埋まっています。新和メッキでは今後もイベントなどで発色体験をしていきたいと話していました。
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