2022年07月17日 09:49更新
上越市の本町にサテライトオフィスを構える東京のIT企業「テラスカイ」が14日(木)、上越市内の畑で野菜を収穫しました。作業にあたったのはこの春現地採用された障がい者など5人です。
野菜を収穫したのはテラスカイの社員5人で、そのうち4人はこの春採用された上越市の障がい者です。
東京に本社のあるテラスカイは、上越市にサテライトオフィスを構える一方、今年1月に上越市の農園「土の香工房」と業務提携を結びました。そのうえで、採用した障がい者などが工房の畑を借りてピーマンと茶豆の栽培に取り組んできました。
この日は、およそ70株のピーマンの成り具合を確かめながら、ていねいにもぎ取っていきました。栽培の指導には「土の香工房」があたりました。
テラスカイ 上越農業チーム 岩嶋宏信さん
「(初めてで)収穫できるか不安だったが、収穫できるだけの量が確保できて感動している。(今後)研鑽しないといけない。経験を積んで泥だらけになって、汗まみれになって、障がい者の方の未来を明るく照らすような会社にしたい」
収穫した野菜は販売しません。上越のサテライトオフィスと東京本社の社員に無料で配布されます。今後、テラスカイでは40人を目標に障がい者の雇用を増やす方針で、畑の栽培品目を拡大して、社員食堂に供給する計画です。
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