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日帰り鑑賞も出来ます!佐渡小木で伝統芸能「佐渡人形芝居」17日(日)開催

2022年07月01日 11:00更新

この夏、佐渡で伝統芸能の人形芝居を楽しみませんか?

佐渡の伝統芸能“佐渡人形芝居”のひとつ「文弥人形」の公演が7月17日(日)、佐渡市小木港近くのマリンプラザ小木で行われます。現在、先着80人限定で会場での観覧希望者を募集しているほか、オンライン鑑賞の申込みも受け付けています。

佐渡人形芝居保存会定期公演(上期)チラシ220629回覧用(最終)_ページ_1

佐渡人形芝居は文弥人形、説経人形、のろま人形の3つを合わせた総称で、国の重要無形民俗文化財に指定されている佐渡の伝統芸能です。

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文弥人形 大和座「嫗山姥 時行切腹の場」

その中でも、今回披露される文弥人形は、京都から伝わった文弥節を下地として江戸時代に生まれ、明治から大正にかけて広く島民に親しまれた芸能です。人形浄瑠璃は通常3人で1体の人形を操りますが、文弥人形は1人で1体の人形を操るのが特徴で、素早い動きや豊かな感情表現ができるといわれます。

佐渡では島ぐるみで人形芝居を保存しようと1977年に「佐渡人形芝居保存会」を設立し、その年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。会員の高齢化により「佐渡人形芝居保存会」の活動や定期公演はしばらく休止していましたが、今年数十年ぶりに復活することになりました。今回の公演では、大和座、常盤座、大崎座の3つの人形座が文弥人形の演目を披露します。

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文弥人形 大崎座「国性爺合戦 柳歌君奮戦の場」

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文弥人形 常盤座「吉野都女楠 麦盗人の場 小山田太郎討死の場」

佐渡人形芝居保存会定期公演(上期)チラシ220629回覧用(最終)_ページ_2

会場は小木港からほど近いマリンプラザ小木です。会場では先着80人限定で観覧することができますが、電話または会場申込みフォームから事前の申込みが必要となります。観覧には運営協力費1000円がかかります(中学生以下は無料)。小木港から近いことから、佐渡汽船ジェットフォイルを利用した日帰り(直江津港8:55出発、小木港15:45出発)も可能です。

さらに今回の公演では会場観覧のほかに、オンラインでの鑑賞も楽しめます。希望する方はオンライン参加申込みフォームから申込み、こちらも運営協力費1000円を指定口座に振り込み、確認が済み次第、ユーチューブの招待メールが送信されます。

また、当日会場1階ではプチマルシェが開催されます。佐渡文化財団のグッズ販売や、両津港近くの店「おにCafe」の名物で鬼の形をしたきんつば「おにきん」の販売なども行われます。

そのほか、公演前と後には、伝統的建築物が残る小木市街をガイドと一緒にめぐる「小木まちなみ散策」(①12:00~13:00②15:30~16:30)も開催されます。こちらは各回定員10人で、料金は1人2500円です。

一般社団法人 佐渡文化財団の事務局長、宇治美徳さん
「貴重な佐渡人形芝居をこの機会に、島外の皆さまにも楽しんでいただきたいと思っております。会場での鑑賞、ユーチューブでの鑑賞お待ちしております」

佐渡金山の世界遺産登録に期待が高まる佐渡島。今年の夏はひと足早く、佐渡と佐渡の伝統芸能にふれてみませんか?

佐渡芸能アーカイブより「佐渡の芸能~文弥人形芝居」

佐渡人形芝居保存会定期公演
■日時:7月17日(日)開場12:30、公演13:30~15:30
■会場:マリンプラザ小木(佐渡市小木1935-26)
■料金:運営協力費1000円、中学生以下無料
■定員:80名(自由席・先着順)
■申込みフォーム:会場申込みフォーム
■問い合わせ:TEL0259-58-9112(一般財団法人 佐渡文化財団/平日9:00~17:00)
■佐渡文化財団ホームページ:https://sado-bunka.or.jp/

《オンライン鑑賞》
■申込みフォーム:オンライン参加申込みフォーム
■料金:運営協力費1000円
■振込先:第四北越銀行 佐和田支店
■口座番号:普通預金5017250
■口座名:一般財団法人佐渡文化財団

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