2022年06月15日 09:00更新
障がい者就労支援施設「ほっと妙高パン工房」が、秋のイベント開催に向けて新井高校の生徒と一緒に新しい惣菜コッペパンを開発しています。14日は、高校生のアイデアを取り入れたパンの試食会が開かれました。
試食したパンは、仮称チキン南蛮サンドと、マリトッツォ風サンドパンの2種類です。
チキン南蛮は、キャベツ入りのものとレタス入りの2種類。マリトッツォ風は、マスカルポーネクリームと、これにクッキーを加えた2種類が用意されました。
いずれの具材も、新井高校の生徒が提案したものです。
高校生
「(マスカルポーネクリーム)控えめな甘さがちょうど良く、おいしい」
ほっと妙高パン工房では、主に米粉を使った様々な種類のパンを販売していますが、去年秋、新商品の開発に行き詰まり、かねてから交流のあった社会科クラブ3年生にアイデア出しの協力を仰ぎました。
米粉のコッペパンに挟む具材についてクラブ員にアンケートを行ったところ、サツマイモクリームや白身魚のフライなど、5つの案が出されました。
その後、工房で2か月にわたって試作が繰り返され、2種類のパンに絞られました。
13日(月)は社会科クラブの生徒など16人が参加し、パン工房の利用者2人が作った試作品を味見しました。
高校生
「(チキン南蛮)肉が食べやすい柔らかさなのが良かった。(マリトッツォ風パン)甘さがちょうど良くクリームがたくさん。改善点は、ありません」
就労支援施設 利用者
「パンの生地がうまくできて良かった。(意見が)うれしかった」
ほっと妙高パン工房は、今回出た意見を参考に改良を重ね、10月に開催されるイベント「こころのままのアート展」で新商品を販売することにしています。
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