2022年06月11日 14:05更新
農作業などで使う機械の中で、最も事故が多いといわれる「草刈り機」の安全な使い方を学ぶ講習会が9日(木)、JAえちご上越上越支店で開かれました。
講習会は石川県小松市にあるコマツ教習所の中川博和さんが講師を務め、農家などを中心に17人が受講しました。草刈り機は使用中に刃で体を傷つける危険性があります。
講習会では専用のベルトを身につけて自分の身を守ること、草むらなどに隠れている小石や空き缶が飛んできた場合に備え、ゴーグルや防護カバーを装着することが示されました。
続いて受講生は草刈り機の手入れやメンテナンスの方法を学びました。
受講生
「基本の徹底を常々やっていかないといけないと思った。そうしないとケガや重大な事故につながる。ゴーグル(の大切さなど)ためになった」
受講生
「エンジンの構造がためになった。エンジンがかからない時の対処など。知らないこともたくさん教えてもらった。とてもためになったと思う」
受講者はこの後、筆記試験を受け、公共団体などから草刈りの仕事を請け負うことができる国の資格を手にしました。
草刈り機を使う人は、自分のまわり5メートル以内に人を近づけないこと、振動障害を防ぐため、刃を研ぎ、長時間の作業はしないよう心がけてください。
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