2017年08月09日 18:15更新
6日未明におこった上越市役所 第2庁舎の火災。放火の疑いがあることから、村山市長は今後、上越市役所や第3庁舎に防犯カメラを設置するなどして防犯対策を強化する考えを明らかにした。
警察によると火災があった第2庁舎は、1階が激しく燃えており、火災発生時、現場は無人だったということ。また、建物の周辺に火の気がなかったことから、放火の疑いもあるとみられている。
9日の会見で村山市長は「いずれの課でも放火に関連するようなトラブルはなかったと聞いている」と話した一方で、今後、上越市役所や敷地内にある第3庁舎の防犯対策を強化する考えを示した。
これまで警備員によるパトロールは行なわれていたが、今後は防犯カメラをはじめ、センサーを活用して建物への侵入や火災などの異常を知らせる機械を設置する。時期については来月の市議会に提案するなどし、早いうちに取り組むということ。
また火災があった第2庁舎について村山市長は、柱が焼け、建物が傾いていること。建物の中に煙のにおいが残っていることなどから、今後、使うことが難しいという認識を示した。
この他、第2庁舎の火災を受け、仮設事務所で業務をしている8つの課、事務局は今月21日から新しい事務所に移る。
新たな移転先
■上越市創造行政研究所 ⇒ 教育プラザ研修棟1階
■新幹線・交通政策課 ⇒ 教育プラザ研修棟1階
■環境保全課 ⇒ 上越保健センター2階
■監査委員事務局 ⇒ 市役所5階
■用地管財課 ⇒ 市役所2階
■契約検査課 ⇒ ガス水道局4階
■中部まちづくりセンター ⇒ 市民プラザ2階
■農業委員会事務局 ⇒ 市役所3階
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