2017年08月09日 17:11更新
今月22日に宮城県で開催される、消防の救助技術を競う全国大会に、上越消防署の職員が出場します。
全国大会に出場するのは上越消防 指揮隊の兼村修平さん(28)。
先月5日に行われる予定だった県大会が大雨の影響で中止となり、過去5年間の大会実績から上越消防が選ばれ、兼村さんが代表として出場することになった。
兼村さんが出場するのは「ロープブリッヂ渡過(とか)」。河川の対岸へロープで渡るような現場を想定した種目で、往復のタイムを競う。
兼村さんは一昨年、上越消防での選考会で落選。去年は選考会は通ったものの全国への出場はならなかった。そして今年、念願の全国大会への出場を手にした。
訓練は週3回、2時間ほど行っている。1往復でかなりの体力が消耗されるというが、兼村さんは多い時には7回ほど往復して、タイムを縮める努力をしている。
全国大会のトップ選手が16秒台なのに対し、兼村さんの現在のタイムはまだ19秒前半。残り少ない期間でどこまで縮められるか・・・。
兼村さんは「培ってきた体力と技術を全国の場でしっかりと発揮し、一緒に訓練をしてきた仲間の分まで上越地域消防の代表として悔いのないよう一本を披露したい」と全国大会へ意気込んでいる。
全国大会は23日、宮城県仙台市で開催される。
※2017年8月9日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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