2022年06月01日 10:07更新
人材不足が課題となっている建設や土木の仕事を中学生に知ってもらおうと27日(金)、妙高市立妙高中学校で関係団体による出前授業が行われました。
この授業は、県の建設業協会や測量設計業協会などが、妙高中学校の2年生20人を対象に行いました。
生徒ははじめに、身近にある橋を通じて建設土木の仕事のイメージをつかみました。
「橋の名前は入口は漢字で、出口は、ひらがなで書かれています」
体育館や生徒に1 秒間数十万点のレーザー光を当て、3D画像が出来上がりました。
生徒
「ただ1点しか撮ってないのに可視化。技術が発展しているのだと思った。(デジタル機器について)今まで名前しか知らなかったことが詳しくわかり、良い体験になった」
生徒
「普段当たり前に使っている学校・道路・橋を土木関係者が苦労して作っている。尊敬した。すごい楽しかった」
県は今後、同様の授業を上越妙高地域にある中学校6校で行なう予定です。
県地域整備部 計画専門員 髙澤寛さん
「建設業界は高齢化で人材不足。官民とも危機感を持っている。こういったこと(出前授業)を少しずつ積み重ねていければ」
授業に参加した建設会社の女性2人は「出産や育児休暇も、受入れ態勢ができている」と話していました。
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