2022年05月28日 16:36更新
妙高市スポーツ協会の表彰式が28日に行われ、昨年度、スポーツで活躍した個人や団体に表彰状が贈られました。
妙高市では毎年、国際大会や全国大会などで優秀な成績を収めた、地元出身のスポーツ選手や指導者を表彰しています。今年度は、中学生から社会人まで33人と、3団体が選ばれました。
式では、受賞者を代表して、優秀指導者賞を受賞した幼年野球チーム「新井ジュニア」の手塚満宏監督が、喜びの気持ちを述べました。新井ジュニアは、去年、全日本学童野球大会の全国大会に、上越地域から初めて出場しました。
新井ジュニア 手塚満宏 監督
「近年では野球をする小学生が年々減り、苦労しているところもある。それでも『いつかは妙高市からプロ野球選手を』という気持ちで、今後も野球少年の育成に尽力していきたい」
優秀競技者賞には、新井ジュニアのエースとして活躍した内記梨央さんや、国民体育大会のスキー競技で優勝した清水亜久里さんと礼留飛さん兄弟。関根学園3年生の時に、インターハイスキー競技のアルペン男子回転で優勝した野本和愛さんなどが選ばれました。
清水亜久里さん
「昨シーズンは、自分の持っているものを発揮させるために変化する年だった。今はトライしてきたことが実を結び始めているため、ことしは大事な年になる。競技が出来ているのは、地元があるからこそ。妙高市に育ててもらった恩を返せるように、結果で成果を出していきたい。大きな目標としては、次のオリンピックに向けて準備していく」
そのほか、優秀競技団体には、全国スキー大会の男子リレーで9位になった新井高校スキー部が選ばれました。
新井高校スキー部 山川伶欧 部長
「新井高校の歴史に刻まれる賞になる、とても嬉しい。部員は決して多くなく、リレーに出るのも精一杯だが、一人一人目標に向け夏場からトレーニングしてきたことが冬の成果につながった。個人の結果も大事だが、団体で入賞などして、来年もこの賞を受賞できるように頑張りたい」
妙高市スポーツ協会の東條昭人会長は「シーズン以外にも地道な努力を重ね、勝利や感動につながっているのだと思う。今後も勇気を与えてほしい」と、エールを送りました。
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