2022年05月17日 09:17更新
令和の牛若丸 大活躍!
プロ野球埼玉西武ライオンズで先週、1軍起用された滝澤夏央選手が、14日(土)の楽天戦で初打点となるスリーベースヒットを放ちました。
写真提供:埼玉西武ライオンズ
滝澤選手は2点リードされた7回裏、ランナー1・3塁という絶好のチャンスで打席が回ってきました。1ストライクのあとの2球目、滝沢選手は低めのストレートを見事センターへ打ち返します。これがランナー一掃の3塁打となり、デビューから2戦目にして、同点に追いつく初打点をあげました。この日の滝澤選手は4打席2安打2打点の大活躍でした。
試合後の記者取材の中で 滝澤選手は3塁打について「自分の中でもヒットというよりかは思い切って振りに行こうと臨んだ。良い感じでとらえられた。大胆にとにかく甘いボールを狙おうと思っていた」。試合前にも辻監督とバッティングの話をしたということで「無駄のないスイングとタイミングのとりかたを教えてもらいました」と話しています。
写真提供:埼玉西武ライオンズ
また、1軍スタメンにあがった13日(金)の試合でも、プロ初ヒットとなる内野安打を放ち、そのまま味方のタイムリーで初ホームを踏みました。この活躍で滝澤選手はデビュー即2日連続のお立ち台となりました。滝澤選手は「信じられない気持ちで最高でした」とコメントしています。楽天3連戦のきのう15日(日)は無安打でしたが、初の犠牲バントを決めています。
母校の関根学園野球部では、去年まで滝澤選手と二遊間を守っていた増野樹主将が、先輩の大活躍に 「寮のテレビで全員集まって見ていた。夏央さんがゴロをさばいたり、塁出たりしたら、みんなで盛り上がって楽しく見ていた。近所中からクレーム来るくらい騒いだ。ランナー二塁時に外崎さんのヒットで一気に帰ってきた滑りは、やはりすごい。足はあるし、守備もそうだが、やっぱりバッティングを。スリーベースも打ったが、やっぱり夏央さんのホームランが見たい」と話していました。
また安川巧塁監督も「ちょっとすごすぎてビックリ。いつかやってくれるかと思ったが、こんなに早いとは思わなかった。いつも見ているプレイを普通にやってくれている。彼だけ見ていたら僕たちが見ているときと同じようにやっているが、周りを見るとテレビの世界のプロの選手たち。不思議で夢を見ているみたい」と笑顔を見せていました。
また滝澤選手の父、孝弘さんはJCVの電話取材に対し「できすぎて怖いくらい。足を使って夏央らしいプレイも見れたし、長打も出たので大満足。ケガだけしないよう、足と守備で1軍で戦っていってもらえれば」と答えました。
写真提供:埼玉西武ライオンズ
なお、滝澤選手が登場する時に使っている曲は、なにわ男子の「夢わたし」。これは去年のテレビ朝日「熱闘甲子園」のテーマソングです。選んだ理由について滝澤選手は、「プロを目指した高校時代に最高の仲間とプレイした思いを背負っているので」と話しています。
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