2022年05月03日 14:35更新
アート+バー+ジンの香り!
ヨモギやハーブを使ったクラフト・ジンが話題を呼んだ越後薬草は、本社のある上越市小猿屋に新しい蒸留所を建設します。完成は8月下旬の予定で30日に上棟式が行われました。
越後薬草が建設する蒸留所は、3階建てで美術館がコンセプトです。1階は蒸留の現場を見学するフロア、2階はアートギャラリーで、植物や発酵をテーマにしたアート作品を展示します。そして3階は、ヨモギやハーブで作ったクラフトジン「YASO」を料理と共に楽しめるバーとなる予定です。
上棟式では代表取締役の塚田和志さんが蒸留所のねらいなどについて話しました。
「蒸留という領域のお酒を楽しむために、お酒好きの人をはじめ、新しくお酒を飲む人、若い人にフォーカス。いつか地酒を目指して頑張っていきたい」
上棟式で餅巻き
上棟式に訪れた人
「(近所に)飲食店や大きな企業はない。完成を楽しみにしている」
新しい蒸留所は8月下旬から9月上旬に完成する予定です。なお建設の資金は、クラウドファンディングで募り550万円が集まったということです。
越後薬草 塚田和志 代表取締役
「開業前にもう一度クラウドファンディングを予定している。しっかりとメリットがある購入型のクラウドファンディングを考えている。最高のリターンを用意したいと思っている。ぜひまた応援してもらいたい」
越後薬草が製造した「ヤソ アブサン」は先日、世界三大酒類コンテストのひとつ「IWSC」で金賞を受賞しています。
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