2022年03月20日 14:17更新
東京都港区にある芝浦工業大学と佐渡市が地域社会の発展や人材育成などを目的に包括連携協定を結びました。
芝浦工業大学は、建築学部建築学科の学生たちが毎年夏休みに佐渡に滞在しながら地元の工務店協力のもと古民家の改修や家具づくりなどを通しものづくりを学ぶ佐渡木匠塾(佐渡木匠塾)というプログラムで、2005年から佐渡を舞台にした実習活動を続けています。
また、地域の行事に参加したり、子どもたちを対象にした木工教室を開催するなど地域との交流もはかってきました。
このような活動を継続しながら佐渡市と大学とが多様な分野で協力し、地域社会の発展や人材育成、地域産業の振興などに寄与することを目的に、このたび連携協定が結ばれました。
協定には人および知の交流、情報の交流、技術の交流に関すること、豊かな産業および地域空間の創造に関することなど7項目が盛られ、佐渡市としては今後、佐渡産杉材の有効活用などをさらに進めたい考えです。
今回は新型コロナウイルスの感染状況を鑑み締結式は開催されず、書面を交わし3月10日付で協定が締結されました。
佐渡で実習を行う研究室の蟹澤宏剛教授
「これまでの活動がさらに発展できると期待しています」
佐渡市が大学と包括連携協定を結ぶのは6校目です。
佐渡テレビジョン
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