2022年03月31日 16:34更新
上杉謙信公にちなんだ和菓子「お強(たち)の餅」が、31日と4月1日の2日間、直江津地区の菓子店で販売されています。
「お強(たち)の餅」は、上杉謙信公が雪解けを待って出陣する兵に力づけしようと、初草を入れた餅を振る舞ったのが由来と言われています。
直江津菓子組合では、50年ほど前から毎年この時期に「お強の餅」を販売しています。そのうち中央2丁目にある「土肥菓子店」では、開店直後から近所の人たちが次々と餅を買い求めていました。
中には遠く安塚区から足を運び、友人や家族に配るため160個買い求めた人もいました。
店主の土肥邦昭さんは「朝4時半から起きてモチ米蒸かして8時のオープンに間に合わせるよう一個一個、手作りでがんばっている。ありがたい。お客様に感謝です」と笑顔で応対していました。
「お強の餅」は、草餅をアンコで包んだおはぎ風のものと、アンコを草餅で包んだものの2種類あります。シンプルなつくりだけに店の個性が味に出るということで、この店では北海道産の小豆をじっくり手間をかけアンコに仕上げています。
「お強のもち」は、直江津菓子組合に加盟している10店舗などで4月1日も販売されます。
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