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喜びと悲しみ分かちあえる看護師に 県立看護大で卒業式

2022年03月08日 17:30更新

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県立看護大学の卒業式が8日行われ、84人が医療や保健などの現場へ羽ばたきました。

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卒業したのは、看護学部看護学科の84人です。式は感染対策のため、卒業生と教員だけで行われました。卒業証書授与では学生の名前が1人ひとり呼ばれたあと、生徒を代表して秋山真穂さんが卒業証書を受け取りました。

Still0308_00001小泉美佐子学長は「コロナの影響で一時休校となり、実習ができるか懸念もあったが予定通りできた。患者や地域の方々と接し、看護できた経験は自信につながると信じています」とはなむけのことばを送りました。

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また、花角知事がビデオで「みなさんは患者と喜び、悲しみを分かちあえる看護の心を身につけました。自信と誇りをもって成長することを願っています」と祝いのメッセージを寄せました。

続いて、卒業生を代表して酒井櫻比古さんが「旅立ちの言葉」を述べました。Still0308_00007

「(医療従事者の)先輩たちが汗を流すと、誰かの涙を減らすことができるのではないか。それぞれ違う道を歩むが、卒業しても看護大で学んだことを忘れずに日々、自己研さんに励みたい」

卒業生
「なあなあな動機で入学したが、コロナ禍で働く医療従事者を見て改めて『かっこいい仕事』と思うことができた」
「(コロナ禍で働くこと)強い不安があるが、覚悟しないと看護師は務まらない。患者から親身に相談を受け、寄り添える看護師を目指したい」Still0308_00004

卒業生84人のうち81人が医療機関などに就職します。その半数以上が県内です。3人は県内外の大学院に進学します。またこの日は、大学院生16人の卒業式も行われました。

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