2022年03月07日 20:34更新
全校を上げてあいさつ運動に取り組んできた上越市立古城小学校の児童に7日、活動の成果を讃える金メダルが贈られました。
金メダルが贈られたのは古城小学校の全校児童21人です。去年6月に児童たちにあいさつを指導した地元の企業の相村建設の相澤吉久社長から児童の代表に手渡されました。
メダルには「心に響く挨拶を讃えて」という言葉とともに古城小学校と児童の名前が刻まれています。
あいさつの指導は、学校の依頼を受けた相村建設が地域貢献の一環として毎年実施してきました。去年までは卒業生のみに金メダルをプレゼントしてきましたが、古城小学校が今年度で閉校になることから特別に全員に贈られました。
6年生の児童は「声はもちろん、相手と目を合わせて気持ちを伝えることに気を付けた。卒業後も地域の人へのあいさつを続け、友達、先生にもあいさつしたい」
「おはようの『お』をはっきり言うようにした。あいさつで学校がちょっと明るくなった。中学校では仲間が増える。仲間とあいさつで中学校を明るくしたい」と話していました。
贈呈式ではあわせて、学校生活や校舎の写真が納められた記念アルバムも全員にプレゼントされました。
相村建設の相澤社長は「児童のあいさつはすばらしかった。声の大きく、張りがあり、声が揃う、大人でも難しいが、できている。大きな学校に行っても、元気のない人や悩んでいる人に声をかけ、元気を与えてほしい」と話していました。
古城小学校の終業式は今月17日に、卒業式は18日に行われます。
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