2022年02月22日 19:21更新
「佐渡島の金山」の世界遺産登録国内推薦決定を祝うモザイクアートが佐渡市両津港南ふ頭ビルに設置されました。
これが今月9日にお披露目された大きな「祝」の文字のモザイクアートです。全て「ペットボトルキャップ」でできています。縦2.1m、横2.3mで、1万944個のキャップが使用されています。
(一社)佐渡を世界遺産にする会 庄山忠彦 事務局長
「佐渡島民みんなで『佐渡島の金山』の国内推薦を祝うことができて嬉しいです」
これは「ペットボトルの分別化の推進」、「アートで楽しむ」、「リサイクルでワクチンに交換」の3段階活用を目的に、食品や水質の衛生検査を行う株式会社江東微生物研究所 佐渡営業所が佐渡汽船株式会社と南埠頭ビル株式会社の協力のもと収集、リサイクルするほか、一部をこのアートに使用し3か月ほどかけて制作しました。
展示スペースの脇には撮影用パネルが用意されていて、記念撮影ができるようになっています。
江東微生物研究所 佐渡営業所 小林真志 所長
「この取り組みはもともとごみの分別を皆さんに広く知ってもらうために始めました。また分別した後にモザイクアートという形でアートを楽しんでもらう。その先にはワクチンに交換という形で世界の子どもたちにワクチンを届けられればと思って取り組んでいます」
これまで江東微生物研究所、佐渡汽船両津港・新潟港で集められたペットボトルキャップは、2020年11月からの累計でおよそ6万個です。集められたキャップは回収業者へ引き渡し、累計でおよそ37.5人分のポリオワクチンとなります。
「祝」の文字のモザイクアートは4月14日まで設置されています。
佐渡テレビジョン
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