2022年02月12日 19:47更新
上越教育大学の芸術系コースで美術を学んできた大学生と大学院生の作品展が、上越市本町5丁目のミュゼ雪小町で開かれています。
制作したのは上越教育大学芸術系コースで美術を学び、今年度で卒業する大学生3人と大学院生4人です。作品は、水彩画やデザイン、陶芸、工芸作品の合わせて50点あまりで、作品の制作過程や狙いなどをパネルで紹介しています。
これは4年生の川尻圭さんの作品、鬼瓦です。漫画やアニメなどを参考に、喜怒哀楽を表現しました。こだわったのが「楽」の表情です。口から舌を出すなどして、表情を強調しました。
これは4年生の加藤亮純さんの作品です。書道とイラストを組み合わせました。文字はすべて生き物を表す1文字を書き、その中にそれぞれの顔をイラストで描きました。
上越教育大学4年 加藤亮純さん
「字を書いたあと、動物の姿を重ねてイラストを描きました。動物を表すには目が大事だと思いました。また動物の特徴を字のはねやはらいで表現しました」
上越教育大学4年 加藤亮純さん
「コロナ禍で大学に通えない時期があり、作業ができない時期がたびたびあった。それでも、無事にここまでたどり着くことができた。学生たちが全力で作品に向き合ったところを見てほしい」
第38回上越教育大学 卒業・修了研究展は、今月16日(水)まで開かれています。入場は無料です。
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