2022年02月14日 11:17更新
「未来の自分に伝えたいこと」をテーマにした中学生の作文コンクールで、上越市立城西中学校3年の広沢杏さんが秀賞を受賞。秋本真歩さんが佳作を受賞しました。
中学生作文コンクールで秀賞を受賞した、城西中学校3年の広沢杏さん(右)と、佳作を受賞した秋本真歩さん(左)です。
このコンクールは、東北電力が毎年行っているもので、今回は県内35校から1077点の応募がありました。テーマは「未来の自分に伝えたいこと」。
秀賞を受賞した広沢さんの題名は「恩返しは命を大切に生きること」です。内容は広沢さんが3歳で亡くした母について、周囲から聞いた母の愛情、そして周りの人が見守ってくれることへの感謝の気持ちや命の大切さを綴っています。
秀賞を受賞した広沢杏さん
「母親が病気で亡くなった経験を通して感じた事や学んだ事を中心に書いた。支えてくれた人たちがたくさんいる。世の中の人たちも周りに支えてくれている人がいる。感謝の気持ちを大切に生きていってほしい」
佳作を受賞した秋本さんは「差別のない世界に向けて」と題し、アメリカ・テキサス州に住んでいた時に受けた差別と、その辛い経験から、差別を無くすよう周りに働きかけること、さらに、音楽で人を笑顔にする夢を書きました。
佳作を受賞した秋本真歩さん
「いじめは周りに助けを求めることや、対話が大事だと思ったので、被害を受けている人は、助けを求めたり対話を試みてほしい」
県内の受賞作11編は、東北電力のホームぺージ「中学生作文コンクール」のページで読むことができます。
このほか、上越市立三和中学校3年の内山春樹さんと、浦川原中学校3年の山本光莉さんが佳作を受賞しています。
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