2022年02月02日 08:52更新
世界文化遺産の登録を目指している「佐渡島の金山」について、政府は1日の閣議でユネスコへの推薦を正式決定しました。これを受け佐渡市の渡辺竜五市長は1日記者団に心境を語りました。
渡辺市長はまず、推薦を正式決定した政府とこれまで登録推進活動を後押ししてくれた市民や県民などに改めて感謝の言葉を述べました。「まず私自身もほっとしているが、ほっとしている場合ではなく新たなスタート。ただ今度は明確に期限があるスタート。このスタートにどう取り組むかを考えていかなくてはいけない」
また、韓国からの反発に対し「外交の部分は国の対応」としながらも、県と共に調査チームを作り、事実関係などを調べたいと述べました。そして、最後に登録への自信について問われ「日本の文化審議会はなかなか厳しい。そこを満点に近い形で頂いた。逆に5回の挑戦で様々な準備や課題を整理してきたのは非常に力になる。この5年間を生かしてあとはスムーズにいけるよう頑張りたい」
今後「佐渡島の金山」はユネスコの諮問機関イコモスによる現地調査が行われ、早ければ来年6月、ユネスコ世界遺産委員会で、登録を審議されるということです。
佐渡テレビジョン
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