2022年02月04日 16:38更新
上越市大町3丁目に日本舞踊の稽古場として、さまざまな和を楽しむことができる空間「和たしじかん 藤喜(とき)」が5日(土)にオープンします。5日(土)と6日(日)にはオープンを記念したイベントも開催されます。
「和たしじかん藤喜」は、新潟地方裁判所高田支部の西側、大町通りの一角にオープンします。
1階スペースはおよそ15畳ほどで、日本舞踊の稽古場としてや、着物のレンタルや着付け教室、ワークショップの会場になります。また、講座や教室を開きたいという人に向けて、レンタルスペースとして場所貸しも行うということです。
藤喜を運営するのは、長野県松本市出身の小山留美子さんです。3歳から日本舞踊を始め、キャリアは50年ほど。結婚を機に上越に移り住み、10年以上前から上越市春日謙信交流館や上越市市民プラザで日本舞踊を教えてきました。
最近はコロナ禍で公共施設で教室が開けない状況が続いていたことや、日本舞踊の先輩からたくさんの小道具や着物を受け継ぐことになったため、その保管場所も兼ねて、稽古場を開設したということです。
2階の様子
保管されている色鮮やかな着物や帯
2階にはたくさんの着物や踊りの小道具が保管されており、希望すれば、それらを見ることもできます。
店名の藤喜(とき)は、小山さんの日本舞踊の芸名である藤間美喜與(ふじま よしきよ)から二文字を取って名付けたということです。また、日々忙しくしている女性たちの癒しどころ、癒しの時間になってほしいという小山さんの思いが込められています。
藤喜のオープンを記念して、5日(土)と6日(日)に小さなマルシェが開催されます。
以前にこの場所で店を開いていた雑貨店「ここちすたいる」や、店の2階で活動していた「イラスト屋ひぐち」さんの雑貨、小山さんの友人が手がける五泉市のニットブランド「Sa Sha」の衣服をはじめ、ビーズアクセサリーや匂い袋のワークショップ、首肩・骨盤のリラクゼーションなどを予定しているということです。
入場は無料ですが、物販の購入や各ワークショップに参加する場合は別途必要となります。
小山さん
「若い人たちが日本文化にふれる機会がどんどん減っています。少しでも日本文化にふれるきっかけ、着物を着るきっかけになればと思い、藤喜をオープンしました。週末のオープニングイベントで、ぜひ日本文化や藤喜に気軽にふれていただければと思います。ぜひお越しください」と話しています。
日本舞踊の教室は、サークル、グループ、個人向けの指導・稽古を行っていく予定です。現在、子どもから大人まで生徒を募集しています。曜日や時間などは相談に応じてくれるそうです。
店舗情報
和たしじかん 藤喜
■住所:上越市大町3-5-9
■電話:TEL090-2538-6801
オープニングイベント
■日時:2月5日(土)、6日(日)10:00~16:00
■会場:和たしじかん 藤喜(上越市大町3-5-9)
■出店:Sa Sha(五泉市ニット)/ここちすたいる(和雑貨)/イラスト屋ひぐち(絵はがき・招き寅寅だるま)/snowflake(羽織の紐ビーズアクセサリー講座)/馥郁(開運匂い袋・ハンドクリーム・塗り香水作り体験)/ぬるみケア(首肩・骨盤リラクゼーション)
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