2022年01月20日 16:14更新
二十四節気の「大寒」にあたる20日(木)、上越地方は強い冬型の気圧配置となり平野部でも雪が降り続きました。県は、今シーズン初めてとなる地盤沈下警報を上越地域に発令しました。
20日の上越地方は、上空5500メートル付近に氷点下36度以下の強い寒気が流れこみ、強い冬型となりました。早朝は各地で冷え込み、最低気温はいずれも氷点下で、上越市高田でマイナス1.4度、安塚でマイナス3.1度、妙高市関山でマイナス4度となりました。
日中も気温が上がらず、雪が降り続きました。午後3時までの24時間に降った雪は、高田で25センチ、安塚で33センチ、妙高市関山で24センチとなっています。
そうした中、県は20日正午、消雪用の地下水の利用が増え、水位の下がる基準を超えたとして、上越地域にこの冬初めてとなる「地盤沈下警報」を発令しました。
金谷山では、上越市立大手町小学校の1年生が、元気いっぱいに雪遊びを楽しんでいました。
冬型の気圧配置は21日(金)も続く見込みで、朝6時までの12時間の降雪予想は、いずれも多いところで平地で5センチ、山沿いで40センチとなっています。
また18日には、妙高市の国道18号などで大型車が雪で登坂できなくなり、たびたび渋滞を引き起こしました。高田河川国道事務所では、今後も集中的な降雪が予想されるとして、早めのチェーン装着を呼びかけています。
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