2022年01月08日 11:04更新
上越市大手町の榊神社本殿に逃げ込んでいたサルが、上越市の職員によってけさ8時に捕獲されました。人や建物への被害はありません。サルは連休明け、市の職員が山に帰すことにしています。
上越市高田の町中に出没していたサルは、きのう7日、榊神社本殿に逃げ、市の職員がおりの罠を仕掛けました。一夜明けて、市の職員がおりを確認しましたが、サルは罠にかかっていませんでした。
上越市環境保全課 松﨑 剛 課長
「警戒しているのか、おりには入っていなかった。そこでサルに麻酔を2回打ち、5分ほどで脱力状態になったので、けさ8時に市の職員がおりに入れた」
人や建物への被害はありませんでした。しかし本殿の中が汚れたため、市の職員が清掃しました。
榊神社 渡部吉忠宮司
「きょう祈願祭があり、できないと思っていた。みなさんのおかげで捕獲されてありがとうございました」
上越市環境保全課 松﨑 剛 課長
「小さい子どもやお年寄りの持ち物、食べ物を取る危険性があったが、捕獲できて安心した」
サルはおりに入れられたまま、市役所まで運ばれました。連休中のため職員がエサを与えながら健康状態を確認し、連休明けに山へ帰すことにしています。
上越市環境保全課 松﨑 剛 課長
「人間に捕獲されたので怖さが分かったと思う。山に放つ際はサルの嫌がるにおいの刺激を与えて戻ってこないようにしたい」
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