2022年01月15日 01:00更新
佐渡市畑野地区長谷にある北豊山 長谷寺(ちょうこくじ)では、お寺ならではの様々な体験ができます。サドテレビアナウンサー宿輪ゆきが挑戦しました。
ここ「長谷寺」は佐渡屈指の古刹で、山上の観音堂に登る参道の東側には堂舎が並び建っています。平成20年には、本殿など15棟が国の有形文化財に指定されています。
今回教えていただくのは長谷寺の富田宝元(とみたほうげん)住職です。
(宿輪)長谷寺には様々な体験があると聞いたんですがいくつあるんですか?
(富田住職)40種類くらいあります!
(宿輪)え、そんなにあるんですか!なんでそんなにたくさん体験があるんですか?
(富田住職)大人から子どもまでたくさんの人に楽しんでもらうために増やしていったら、40種類にもなってしまいました。
40種類もの体験がある長谷寺。その中で今回は4つをご紹介します!それでは早速体験へ。
また富田住職は、写経は一字ずつ心を込めて書くことで功徳がえられると教えてくださいました。一文字ずつ気持ちを込めて書いていきます。
写経は、もともと印刷技術が発展していなかった時代に仏法を広めるために行われていたそうです。 写経に黙々と取り組むこと約10分。
(宿輪)足がしびれて集中できなくなってきました。
しかし黙々と書いていくことで、自分自身と向き合う時間を過ごすことができました。
(宿輪)一字一字を丁寧に書き写していくため、時間がかかりますが、心と身体を癒してくれる効果がありました。
そして2つ目の体験は「鐘付き」。合掌をしたのち、思いっきり鐘を撞きます。
人生ではじめての鐘撞き体験は胸にジーンと響くものがありました!
そして続いて住職に案内していただいた3つ目の体験は「パワースポット」です。
(富田住職)長谷の高野槇(コウヤマキ)は、1975年3月に新潟県指定天然記念物に指定され、パワースポットとして地元の人からも愛されています。樹齢400年以上と言われています。触るだけでパワーを頂けます。
(宿輪)確かにパワーを感じます!
そしてこの高野槇にはもう一つのパワーの源があります。それがこちらのお地蔵さんです。高野槇の根本から発見されたものだそうです。
高野槇とお地蔵さんからダブルでパワーをもらうことができました。
そして最後4つ目はお棺に入るという「死の体験」へ!
(富田住職)死の体験は、お棺に入る体験です。お棺に入るということは、生きている中では経験しないことです。生きている内にお棺に入ることで、死を体験できます。入る前と入った後では、気持ちの変化を感じられると思います。
(宿輪)なるほど!それでは早速「死の体験」お棺の中へ入らせて頂きます!中は想像していたよりも広いんですね!
(宿輪)お棺の蓋が閉められると真っ暗でシーンと無音の状態で、かなり怖いです。
お棺の中は真っ暗で、少し怖かったですが、中に入ること5分。
(宿輪)生き返りました!このままでは死ねないとお棺の中で強く思いました。まだまだ私の人生の中ではやり残したことがある!そう思いました。
(富田住職)そう感じて頂けたならよかったです。気持ちの変化を少しでも感じられたら、この死の体験をした価値があると思います。
(宿輪)今回4つの体験をさせて頂いたのですが、どれもとっても楽しかったです。色んな体験をすることで、コロナ禍で溜まったストレスを発散できると思いますし、小さなお子さんから大人まで楽しめる様々な体験があるので、みなさんも体験に訪れてみてはいかがでしょうか。
長谷寺では通年、様々な体験を受け付けています。ご希望の方は、長谷寺の公式HPなどからお問合せください。
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