2021年12月20日 16:48更新
上越市の清里商工会と牧商工会が来年4月に合併することになり、17日(金)に調印式が行われました。市内の商工会が合併するのはこれが初めてとなります。
清里商工会と牧商工会は、合併を前提に今年4月に合同の協議会を立ち上げ、話し合ってきました。その理由は会員100人に満たない商工会に対して、新潟県が人件費などを補助しない方針を固めたためです。現在、清里商工会と牧商工会の会員数はそれぞれ74人、72人で100人を切っています。
清里商工会 綿貫寿造会長
「会員が半分になった。小さい企業ばかりです。子どもは別の職業についたりして後継者がいないことが一番の原因」
調印式には、上越市の中川市長が立ち合い、清里商工会の綿貫寿造会長と牧商工会の飯田一郎会長が合併契約書に署名しました。
合併は来年4月1日です。名称を「清里牧商工会」として事務所を現在の清里商工会館に置き、新たなスタートを切ります。
牧商工会 飯田一郎会長
「牧の事務所は閉鎖することに致しました。非常にさみしい思いもあるが、昔から牧と清里は交流が多く気質も似ている。距離が牧から遠くなる分、会員サービスは落とさず頑張っていきたい」
清里商工会 綿貫寿造会長
「小さいなりに会員は企業として頑張ってきた。新しい起業者も出てきているので不安はない。牧と清里一緒にやれればそれに越したことはない」
中川市長は「合併の影響が最小限になるよう市として情報共有を進めしっかり支援していきたい」と話していました。
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