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常顕寺で水行 一年の厄払い

2021年12月19日 18:45更新

上越市寺町の日蓮宗 常顕寺できょう水行が行われました。大粒の雨が降る中、僧侶たちが水をかぶり今年の心のアカを流しました。

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水行は世界三代荒行と呼ばれる日蓮宗の大荒行を終えた僧侶が修行を終えた際に行う儀式のひとつです。常顕寺では6年前から年末の恒例行事として毎年行っています。

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住職の西山要穂さんは平成14年と21年に2回、大荒行を終えています。

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きょうは大粒の雨が降る中県内外から集まった僧侶7人が水行を披露しました。

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このあと本堂で法要が営まれ信徒の厄払いを行いました。

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参加者は「毎年参加している。心がスーッとした。来年も普通でいい。何も無くて普通に過ごせれば十分。」「かなり寒そうだったが一生懸命やられていた。身が引き締まった。来年も家族元気で過ごしたい。」と話していました。
西山住職は「コロナが終息し、生活に不自由がなくなることを祈願して水をかぶった。雨の冷たさではなく、昨今の世の中の不自由さを感じて過去6年間で一番冷たかった。心のゆとりがない状態が続いているが、来年は、ゆとりを持って笑顔溢れる一年になってほしい。」と話していました。


来年は12月18日に行われます。

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