上越妙高タウン情報

  • 雪國商店オンラインショップ
  1. 上越妙高タウン情報
  2. ニュース
  3. スノーダンプは品薄?雪関連商品の売行が例年の約5倍に

スノーダンプは品薄?雪関連商品の売行が例年の約5倍に

2021年12月17日 18:42更新

いよいよ冬将軍到来。今夜からあす18日(土)にかけて上越地方は強い冬型の気圧配置となり、山沿いは大雪の見込み、平野部でも積もりそうです。今年1月上越市は、記録的な豪雪に見舞われましたが、雪への準備はお済みでしょうか?

これからの暮らしに欠かせない除雪道具など、売れ行きはどうでしょうか。地元ホームセンターを取材しました。

Still1217_00003

17日(金)午前10時過ぎ、上越市上中田のコメリパワー上越高田インター店です。除雪用品のコーナーには鉄製やプラスチック製など様々な種類が並んでいます。同店の佐藤雄介グループリーダーは「11月だけで見ると(販売数は)例年の8倍。去年の大雪もあるのでみなさん動きが早い」と話します。

今年1月の豪雪を受け、上越高田インター店では今シーズン、除雪用品の販売を例年より2週間ほど早い10月下旬ころから始めました。中でも、人気のあるスノーダンプは600台を仕入れましたが、次々と売れて、追加発注を繰り返したということです。

Still1217_00001

取材した時に並んでいたスノーダンプは約100台。ほかの商品もふくめ、現品限りとなっていて、今後の入荷は未定となっています。佐藤さんは「中には代替商品もあるが、数に限りがあるので、早めの購入をお願いしている」と話しています。

Still1217_00001 (2)

一方、スノーダンプを製造する上越市新保古新田のオギハラ工業では増産体制が続いています。例年であれば、この時期、製造を終えていますが、昨シーズン、大雪で小売り店での売り切れが多かったため、注文が相次ぎ、6月からはじまった製造が今も続いている状態です。

Still1217_00000 (3)

Still1217_00002 (2)

同社の荻原拓実取締役GMは「当初は5割増で計画スタートしたが、やはり需要が高い。最終的には例年の2倍の生産量。例年は雪が降る前に納めないといけないので、12月中旬までの生産だが『雪が降ってでも欲しい』という声。今年度は1月後半までの予定で稼動」と話しています。

スノーダンプの製造はパーツの外注から、溶接、塗装まで、完成に時間がかかるため、今後の注文は受け付けていないということです。

Still1217_00003荻原GMは「店頭に在庫が全然ない、並んでもすぐ買っていかれる状況と聞く。弊社で1月末まで生産する物もすでに売約済み。普段は会社倉庫に置いたりするが、今冬はそのまま各販売店に配達される」と話していました。

 

売れているのは、スノーダンプだけではありません。コメリパワー上越高田インター店では雪関連商品の売れ行きが例年のおよそ5倍ということです。

Still1217_00005

Still1217_00003

Still1217_00006

そのうち、最も売れているのが、アルミ製のスコップ、続いてスノーダンプ、3位が雪を押しながらすくえるラッセル型のスコップです。

Still1217_00008

このほか雪の滑りを良くする防雪スプレーも売れています。スノーダンプやスコップの先端に吹きつけると、雪離れがよくなり、スムースに雪を捨てることができます。

Still1217_00009

さらに、売れ行き好調なのが雪下ろしで使うはしご。高いところのつららなどを取る雪庇落とし、非常時に備える車のバッテリー。雪道に欠かせないかんじきも売れています。

買い物客
「防雪スプレーを買った。これでダンプが滑る。これがないと冬が越せない」「明日から雪。なので、万が一に備えて雪用品買いにきた」

この記事が気に入ったら
上越妙高タウン情報にいいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でJCV Fan !をフォローしよう!

Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.

ページトップへ戻る