2021年12月12日 11:16更新
地域の企業について学習した関根学園高校 特別進学コースの1、2年生が、11日に学習の成果をまとめた発表会を開きました。
特別進学コースの1、2年生28人は、今年度、市内5つの企業について学習してきました。調べ学習や企業訪問を通して、学ぶことや働くことの意義を考えるねらいがあります。
この日は、保護者を招き、学習を通して気付いた企業の魅力や課題、その解決策などを代表者が発表しました。
そのうち、富寿しを経営する「宮崎商店」を調べた生徒は、食について学ぶ中でフードロス問題を知り、その解決策を提案しました。
発表者
「食べ残しを持ち帰るための袋や箱、『ドギーバッグ』の普及。そして『生ごみ処理機』を普及させることを提案」
また、コンクリートの二次製品などを手掛ける「ホクテツ」を訪問した生徒は、企業で人材不足が課題だと知り、SNSを使って若者に発信するアイデアを提案しました。
発表者
「流行っているVチューバーを使って発信することを提案。コンクリートをイメージしたアバターを作り、製品を紹介する」
発表を終えた生徒は「企業のことを何も知らない状態から、いろいろ調べて訪問した。職業や企業の視野が広がった」と話していました。
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