2021年12月09日 17:52更新
ふるさとで育てるスキー魂!
学校と地域が一体となってスキー教育に取組んでいるとして、妙高市立妙高高原南小学校が全国の体育研究優良校に選ばれました。冬季オリンピック出場の横山姉妹などアスリートを輩出した伝統が認められ、関係者からは喜びの声が聞かれました。
妙高高原南小学校では、長年にわたって、スキー教育に取組んできました。部活動ではありませんが、児童は、3年生になると、スキー部に所属し、アルペンとクロカンに分かれて、スキーを学びます。
スキー部からは、クロカンの横山久美子さん寿美子さん姉妹、駒村駿介さん、アルペンの池田和子さんなどがオリンピックに出場しています。こうした実績が評価され、妙高高原南小学校は日本学校体育研究連合会から体育研究優良校に選ばれました。
スキー学習は、週3回、体育や課外活動として行われ、土・日の活動は保護者会がサポートします。指導には、地元育成会のスキー経験者があたります。優良校表彰では、学校と地域の一体となった取組みが評価されました。
学校後援会 太田善万会長
「父兄が中心にコーチ。妙高高原だから昔の選手がいっぱいいる。(優良校表彰は)先生の努力、父兄の理解、子どもたちのがんばり。これが一番。子どもの時に一生懸命に取り組むことは大事。将来いろいろなところに(効果が)出てくるはず」
8日は、冬本番を前にスキー部の結団式が行われ、3年生以上の児童42人が出席しました。
クロカンの部長 桑山尭士さんは「大切にしたい目標はあいさつ、すばやい行動、励まし合い。この3つを全員ができれば素晴らしいチームになる」と決意表明をしました。そのあと全員で保護者に挨拶しました。
今年入部の3年生(クロカン)
「信越(学童大会)のリレーメンバーになりたい。一日の練習を本気でチャレンジしていきたい」
6年生(アルペン)
「去年は(ジュニアオリンピック)大会で2本目転んでしまった。今年は転ばずに優勝したい。持続は力なりとコーチの言葉を信じて頑張りたい」
スキー部では雪の具合をみながら、池の平温泉スキー場や妙高高原クロスカントリーコースなどで練習に入るということです。
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