2021年11月28日 15:06更新

佐渡市立金井中学校3年生の生徒が、Youtubeで相川地区をPRしようと作成した動画の選考会が24日（水）に行われました。その結果、6作品が12月中に佐渡観光交流機構のYoutubeチャンネルに掲載されることになりました。

この取り組みは佐渡金銀山の世界遺産登録国内推薦が期待される今の時期に合わせ、金銀山以外の観光スポット紹介する動画をYoutubeに掲載し、一度訪れたことのある観光客に再度佐渡の魅力を伝えリピーターにつなげようとするものです。

生徒たちは動画を作成するため京町通りや千畳敷など相川地区の観光スポットの撮影を9月に行いました。

その後、生徒たちは総合学習の時間にタブレットPCを使用して選考会までの間、動画の編集作業に取り組んできました。

選考会には審査員として渡辺竜五佐渡市長をはじめ、ゴールデン佐渡の河野雅利取締役社長、佐渡観光交流機構の職員など7人が参加したほか、教諭や生徒も選考に加わりました。

生徒たちが作成した動画12本は観光地の説明文や音楽が入れられ、クイズ形式にして観光スポットを紹介するなど、班ごとに様々な工夫が施されています。

選考会が始まると審査員や生徒たちは真剣な表情でスクリーンを見つめていました。動画は観光客が行ってみたいと思えるか、見ている人が最後まで見続けたいと思えるかなどを基準に、それぞれが良いと思う作品6本に投票していきます。

最終的には獲得票の多い順に審査員や教諭らが協議し、無名異焼の窯元を紹介した「北沢窯」など6本がYoutubeに掲載する動画として選ばれました。

選考会に参加した生徒は「動画を見ている人が飽きないように写真をたくさん入れたり、不自然にならないようにカットしたりして、いい動画ができたと思う」と初めての動画作成に満足していました。

選考会によって選ばれた動画は12月中に佐渡観光交流機構のYoutubeチャンネルに掲載されるということです。

佐渡テレビジョン