2021年12月03日 17:40更新
新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種が県内ではじめて、上越市の新潟労災病院で3日にはじまりました。初日は院長を含む18人が接種を受けました。
新潟労災病院で3回目の接種を受けたのは、入江誠治院長を含む医師や看護師など18人です。ワクチンはファイザー社製で2回目の接種から8か月以上経った人が対象となります。
病院では職員約300人のうち、280人ほどが3回目の接種を希望していて、来月上旬までに平日で1日最大24人のペースで接種を進めるとしています。
接種を終えた入江院長
「全国的に感染が落ち着いている時期に3回目接種が始められてよかった。院内感染を防ぐために医療従事者が3回目接種をしたのは意義が大きい」
「オミクロン株については未知な部分が多く、はっきり申し上げられないが、重症阻止については十分効果が期待できるといわれている。時間経過と共に抗体価が下がっていくので、回復させる意味でも3回目接種は極めて重要」
上越市では12月中に県立中央病院や上越総合病院などの病院関係者1200人について、3回目の接種が進められます。年明け1月からは、診療所や消防署を対象とした800人のほか、福祉施設の入所者や従事者9000人を対象に接種が行われます。65歳以上を含む一般の人の個別接種や集団接種は2月からの予定です。
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