2021年11月17日 15:48更新
新しい味はサケフレーク!
毎年、桑取川に戻ってきたサケを使って燻製を作っていた上越市立潮陵中学校で17日、新たな試みとして生徒がサケフレーク作りに取り組みました。
上越市立潮陵中学校では、毎年この時期に学校の近くを流れる桑取川に戻ってきたサケをさばいて燻製を作ってきました。それに代わって、今年はサケフレークはどうかと教員から提案があり、さっそく全校生徒31人が作業に取組みました。
はじめはサケの3枚おろしです。生徒7人が地元の人から教わりながら、11匹をさばきました。
1年生
「きょうはじめて。背骨に沿って切るところが難しい。名人を見て上手いと思った。来年もやってみたい」
3年生
「1年生の時にやったが、その時より上手くできてうれしい。普段サケをさばくことが無いのでよい経験になった」
サケの切り身ができると調理担当の生徒が血を抜き、骨をはずして茹でました。
最後はフライパンで身をほぐしながら、しょうゆ味としお味に仕上げました。できたサケフレークは全部で3キロほどです。
生徒は先週、桑取川でサケの投網漁も体験しています。この地域では谷浜小学校の児童が、サケの稚魚放流を体験するなど小中学生がサケを通じたふるさと学習に取組んでいます。
指導した松本日出夫さんは「サケの命を頂く。命の大切さを学ぶ実践は良いこと。ずっと続けてほしい」と話しています。
サケフレークは生徒が自宅に持ち帰り家族で味合うということです。
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