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上越市本町にコワーキングスペース「高田町家こめつぶ」プレオープン

2021年11月14日 14:23更新

上越市本町2丁目の空き家となっていた町家にビジネスマンなどがオフィスを共有するコワーキングスペースがきょう14日、プレオープンしました。このスペースはビジネスマン向け以外にも地域住民も利用することが可能です。

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プレオープンしたのは、上越市本町2丁目高田町家こめつぶです。築80年ほどの町家で2階部分がコワーキングスペースとして開放されます。 

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部屋は、6畳が2つと15畳の和室、そして吹き抜けスペースがあります。1時間、1日のほか、月単位、年単位でも利用できます。

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ビジネスマン向けの作業場としての利用のほか、地域住民の憩いの場や、習い事などの教室としての利用も可能です。

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 運営するのは東京都に本社を構える建設・設計会社のりしろです。小林拓也代表取締役社長は上越市出身です。小林さんは「3年以内に生活拠点を上越へ移す。戻ってくるなら、町に貢献したいと思った。建築・設計を事業としているので、古い建物をいかして、利用用途がなくなったものに命を吹き込むような提案と、使うことで町に元気を、町を開いていく場所を作ろうと空き家となっていた町家の活用を決めた」と話しています。

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また、雁木通りにある町家を利用することにこだわったと話します。小林さんは「惹かれたのは雁木が残っていること。雁木は自分の土地の一部を歩道として提供しているということで気持ちいいものを感じていた。人のために自分の場所を使っていいよという精神が素敵だなと思っていて、そういうものを若者含め後世に伝えたいと思った」と話していました。

一階にはのりしろのサテライトオフィスのほか、コーヒー豆の焙煎所を設ける予定だということです。

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コワーキングスペースはしばらくの間試運転期間として、本格的な運用は来年の春からを予定しています。詳しくは小林さん(080-9155-7285)にお問い合わせください。 

 

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