2021年11月11日 19:32更新
きょう11月11日は「鮭の日」です。鮭という漢字の右側が、漢数字の十一が重なってみえるからです。これにあわせて、上越市立水族博物館「うみがたり」でサケの幼魚を大水槽に放す体験イベントが行われました。
うみがたりでは先月下旬から特別展「おかえり サーモン」を開いています。11日は飼育員がふ化させて育てたサケの幼魚2000匹を来場者が一人一匹ずつ、大水槽に放しました。
幼魚は桑取川で獲れたサケの卵を1年前にふ化させたものです。飼育員は、これまで酸素濃度や餌の量に気をつけながら大切に育ててきました。
来場者
「楽しかった。鮭の生態に子ども達が興味を持ってくれたら」
来場者
「子どもが良い体験をさせてもらった。鮭はみんな大好きなのでよく食べる。鮭の日のきょう、鮭を食べたい」
飼育員の杉山けいさん
「鮭が生息できるのが上越から少し西まで。ブリが南まで上がってくるのが佐渡まで。上越沖は(鮭もブリも)生息可能な特別な水域。うみがたりの大水槽でも鮭とブリの混泳を展示している。鮭は日本に戻ってくる量が年々減少している。鮭が戻ってくることと、自然について考える機会になれば」と話していました。
特別展「おかえり サーモン」展は来月12日(日)までうみがたりで開かれています。会場では、サケ科の魚、サケ、ヤマメ、ニジマスなどを展示して、その違いを観察することができます。
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