2021年11月08日 16:38更新

上越消防署が9日（火）から始まる秋の火災予防運動にあわせて、日ごろの訓練の成果をアピールしようと、消防車に積載されている投光器を利用して、5色に彩ったライトアップ放水を披露しました。

上越地域消防局の訓練場には、消防車2台と4本のホースが用意されました。

ライトアップの赤は桜、緑は初夏の山、青は海、黄は空の実り、白は雪をイメージしています。

今月5日現在、管内で今年発生した火災20件のうち4割が夜間だったことから、日が沈んで暗い中での正確な放水技術を高めようと、訓練を行いました。

横田署長
「放水はしっかり構えてブレないようにする技術を生かし、皆そろって放水ができました。非常にきれいに出来て、市民の皆さんに勇気を感じていただけたと思います」

「また、秋の火災予防運動がはじまるので火の元を点検をしていただいて火災予防につなげてほしいです」と話していました。

この日はほかに、高層集合住宅で火災が発生して人が取り残された想定で救出訓練も行われました。放水訓練の様子はユーチューブチャンネル「上越地域消防局」で公開されています。