2021年09月27日 11:55更新
この夏2か月間にわたって上越市直江津地区で開かれた「なおえつうみまちアート」が26日で終わり、上越市西本町の直江津屋台会館で閉幕式が開かれました。
「なおえつうみまちアート」は直江津地区の活性化を目指して、上越市、良品計画、頸城自動車が協力して実行委員会を立ち上げ、先月1日から今月26日までおよそ2か月にわたって開かれました。期間中は国内外で活動する現代アート作家8組が、船見公園周辺の海岸や安国寺通りなど4か所で作品を展示しました。
26日は直江津屋台会館で閉幕式が行われ、関係者などおよそ30人が出席しました。式では作家8組がそれぞれ、このイベントで感じた思いや感謝の言葉などを述べました。イベントの企画・運営をしたキュレーターの鈴木潤子さんは「みなさんのおかげで作品を作り・守り・展示してもらうことができた。『終わりの始まり』という言葉がある。きょうで終わりだがきっと何かの始まりだと思う」と話しました。
式では作家の1人、渡辺英司さんの作品「小さな屋台」が直江津地区の小学校4校へ贈られました。なおえつうみまちアート実行委員会の山田委員長は「文化や芸術に関心を持つ人が増えれば、まちに誇りを持つことにつながる。10月に打ち合わせ会があるのでそこで(今後の)方向性をみたい」と話しました。
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