2021年09月21日 09:00更新
青山学院大学の陸上競技部が、妙高市杉野沢地区で夏合宿を行いました。チームは、学生三大駅伝での三冠達成を目標に掲げていて、高原ならではのアップダウンを利用したトレーニングに励んでいました。
青山学院大学の陸上競技部が杉野沢地区で合宿するのは、これが18年目になります。今年は、選手やマネージャーなど22人が参加しました。
原晋監督は「練習会場や天候、食事対応できる宿など、条件をトータルで考えて妙高市杉野沢地区を選定した。適度なアップダウンがあり、夏の鍛錬期には足腰が鍛えられる」と、就任以来18年間、杉野沢に通い続ける理由を話します。
また「日本酒が美味しく、大好物の肉でくびき牛には感動。学生たちは特に温泉が気に入っている。練習以外でも、ハードな練習で疲れた体をケアできる環境があるのは魅力の一つ」と話していました。
夏季合宿は、今月中旬まで10日間行われました。一行は、スタッフもふくめた全員がコロナのワクチン接種を済ませて現地入りし、合宿初日には市内で抗原検査を受け、全員の陰性が確認されています。
選手たちは、高原ならではのアップダウンを利用したトレーニングに励んでいました。
飯田貴之主将は「杉野沢地区は『第二の地元』のような場所。自然が豊かで気持ちいい空気の中走れるため、合宿地にはもってこい」と笑顔をみせました。
青山学院大学は、今年の箱根駅伝で妙高市のロゴが入ったユニフォームを使用し、総合4位。復路では優勝を果たしました。
飯田主将は「チームとして、今年は三大駅伝優勝という大きな目標を立てている。その目標に向かって、チーム一丸となって戦っていきたい。夏合宿をここでこれだけ頑張ったから走れるんだ、という気持ちを持って頑張る」と、シーズンに向けた決意を述べました。
今年度は箱根駅伝だけでなく、学生三大駅伝すべてで、市のロゴ入りのユニフォームを使用する予定です。原監督は「妙高市民の皆さんと一緒にチャレンジしているという気持ちで頑張っている。今年のチームは、18年間でみてもタイムでいえば最強軍団。まずは出雲で優勝。ぜひテレビの前で応援をお願いします」と話しています。
三大駅伝の初戦となる出雲駅伝は、来月10日(日)に行われます。
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