2021年09月17日 19:13更新

酒類を提供する県内の飲食店は、県の特別警報に伴う営業時間短縮の協力が終わり、17日から通常営業に戻ります。

上越市仲町3丁目の中国料理店、王華飯店です。この店では特別警報が出たあと、県の認証制度「にいがた安心なお店応援プロジェクト」に急遽申請しました。それにより、時短の期間中は午後8時までの酒の提供、9時までの営業を続けていました。店主の小嶋善大さんは「時短要請が明けたことは素直に良かったと思うが、すぐにお客さんが戻ってくるわけではないのでまだ不安はある。要請期間中は周りの飲食店も午後9時までの営業にしていたが、お客さんの流れを見て早めに閉めているところもあった。年末の繁忙期までにはなんとか客足が戻ってきて、安心して食事を楽しんでもらえるようになってもらいたい」と話していました。

上越市は県の時短要請に応じた飲食店への協力金と、コロナ禍で売上が減少している事業者への経営支援金の申請受付けを、17日からはじめました。

時短要請への協力金は売上の減少額に応じて、1店舗あたり35万円から280万円が県から支給されます。

経営支援金は、上越市独自のもので、これが3回目になります。対象は、今年7月から11月までの売上が2年前と比較して減少しているすべての業種が対象です。給付額は減少幅に応じて、10万円から100万円です。1回目と1回目では、連続する月での売上減少が条件でしたが、今回からは廃止されました。

申請方法は、上越市のホームページから申請書類をダウンロードし、必要書類を添付してそれぞれの申請先に郵送します。 申請の受付け締め切りは時短要請の協力金が来月29日。経営支援金は来年1月31日となっています。

なお、時短要請の協力金については、問合せ窓口のコールセンターが開設されています。

電話番号は025‐522‐6233です。