2021年08月22日 20:42更新
コメや野菜を貯蔵する「雪室」の見学会が22日、妙高市道の駅あらいの「四季彩館みょうこう」で初めて開かれました。
見学会は雪室の良さを知ってもらおうと、四季彩館みょうこうが開きました。案内役を務めたのは施設の指定管理、妙高ふるさと振興の平出孝子さんです。
四季彩館みょうこうの雪室は、高さ4メートル、幅と奥行きが10メートル、最大200トンの雪が入ります。室内は冷房を使わなくても常に3度に保たれ、さらに、湿度が高く商品の乾燥を防げるため、一般の冷蔵庫よりも鮮度が保たれるということです。
平出さんは「今年2月に初めて雪を入れた。雪室に入れることで野菜や酒の美味しさが増す」と説明しました。
雪室には現在、この夏に採れたジャガイモをはじめ、キャベツやトウモロコシ、ソバなどが貯蔵されています。参加者は「実家が兼業農家をやっている。雪室に興味があって参加した。 雪室内はとても涼しかった」と話していました。
平出さんは「施設に多くの人から足を運んでもらえるように、今後も雪室を活用していきたい」と話しました。
貯蔵した商品は、「雪室貯蔵」と書かれたシールが貼られ、順次、四季彩館みょうこうの店頭で販売されます。
また、この日は、四季彩館みょうこうの芝生広場で、「MYOKO CHILL(ミョウコウチル)」と題したイベントが開かれ、フリーマーケットの商品やかき氷やたこ焼きなど、飲食物の露店などが並びました。
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