2021年08月05日 16:34更新
県立高田商業高校の生徒が、商品の仕入れから販売までを実習するチャレンジショップ「Rikka(りっか)」が、きょう上越市高田本町商店街のあすとぴあ高田に期間限定でオープンしました。
高田商業高校では本町商店街ににぎわいを呼ぼうと、毎年この時期にチャレンジショップ「Rikka」を運営しています。商業クラブの1年生~3年生までの37人が商品の仕入れから販売まで取り組みます。今年のテーマは「SDGs」、国連が掲げる「持続可能な開発目標」。キャッチフレーズは「あつまれ!Rikkaの森」です。
「SDGs」にあわせた商品のひとつが食用コオロギを使ったせんべいです。豚や牛といった家畜と比べ、環境への負担が少ないとされる「昆虫食」です。 生徒などは「えびせんのような味わい。おいしいですよ」とおススメしていました。
従来のコメ袋を再利用した「米(まい)バッグ」。コメ袋はクラブの生徒が全校生徒に呼びかけて集めました。生徒は「私たちが手作りました!」とアピールしていました。
バッグを買った人は「丈夫そうですね」「捨てられるかもしれないものがバッグに。使いたいと思いました」と環境への意識を高めていました。バッグは予想以上の売れ行きで、あす売る分を急きょ補充しました。
このほか、あるるんの杜と共同開発したRikkaオリジナルの定番商品かっぱパン、廃棄物にされるカニの甲羅を再利用して砕き、コーラに入れた飲み物など、上越地域を中心とする14社から選んだ25種類の商品が並びました。
社長の牧野拓さんは「ことしは『SDGs』を知ってほしくて商品を集めたので注目してほしい」と来店を呼びかけています。
チャレンジショップ「Rikka」はあす6日(金)まで。午前11時~午後3時。あすとぴあ高田1階にオープンしています。
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