2021年07月30日 16:09更新
きのう29日(木)は、例年であれば直江津祇園祭のクライマックス、御饌米奉納の日でした。コロナ禍で2年続けて祭りが中止となる中、地元青年会の有志が八坂神社で参拝し、疫病退散を祈願しました。
八坂神社を参拝したのは直江津地区連合青年会の有志です。
7月29日は、例年であれば午後7時ごろから直江津祇園祭のクライマックス、御饌米奉納が行われてきました。コロナ禍による祭りの中止は去年、今年と2年連続です。
青年会の有志は御饌米奉納の時間に合わせてお祓いを受け、疫病退散と来年の祭り開催を願いました。
直江津地区連合青年会 笠原勇気会長「有志で参拝だけでもやりたかった。来年はやりたい。マスク無しでいつも通りの祇園祭ができるよう準備する」と話しました。
このほか、御饌米奉納の時間に合わせ、安国寺町内会とあけぼの町内会では、子どもたちがこれまで稽古してきたお囃子を披露しました。
演奏が始まると、近所の人たちが顔を出し、祭りの雰囲気を楽しんでいました。
お囃子を聞いた住民
「うれしい。にぎやかで」
「太鼓を聞くとウキウキする。にぎやかなお祭りを思い出す。年だから来年聞けるか分からないが、一所懸命聞かせてもらう」
「やはりいい!この時期の音。今年は地区連の人が練習やら算段してくれて、うちの町内も練習できた。来年が楽しみ」
お囃子を練習してきた子ども
「4、5回練習した。今年は祇園祭無いけれど、(来年は)今年よりうまく叩きたい」
直江津地区連青年会 有志
「2年ぶりに法被は清々しい」
「(来年は)3年分の思いをこめて楽しみたい」
直江津地区連合青年会 笠原勇気会長
「去年は何も無かった分、今年は何かできることをやろうと。少しでも地域のためにできたことが良かった」
また、あけぼの町内会の屋台のシンボル、龍神像が展示されていたホテルセンチュリーイカヤでは、御饌米奉納の習わしどおり、龍神の顔が人間の顔に戻されました。
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