2021年07月25日 16:21更新
上越市大町5丁目で25日、手作りアクセサリーやグルメ、雑貨などが並ぶイベント「まちやdeマルシェ」が開かれました。
「まちやdeマルシェ」は、4月に続き2回目の開催です。今年4月に四・九の市の出店場所が集約され、大町5丁目からなくなったことから、賑わいを取り戻そうと開かれました。雁木300メートルほどに渡って、手作りアクセサリーや雑貨、パンなどおよそ50店が並びます。
また、イベントやワークショップも開かれました。高田小町では、着物をブラウスやワンピースなど現代の洋服にリメイクしたファッションショーが行われ、13人のモデルが30着を披露しました。
観覧した人は「わくわくしながら見ていた。町家という歴史ある建物と着物リメイクとのコラボが良い」と話していました。
今年4月にリニューアルした旧今井染物屋では、テディベアを作るワークショップが行われました。完成したベアに、バテンレースでリボンや前掛けを作り飾りつけます。
そのほか、風鈴の絵付け体験も行われ、子どもたちが思い思いに色を付けていました。友達と訪れた地元の保育園児は「いろいろな色を塗れてきれいだった。カラフルで上手にできた」などと話し、出来上がった風鈴を嬉しそうに持ち帰りました。
25日の高田の最高気温は32.8度。イベントの来場者は「日差しが強い。道路だけだともっと暑いが、雁木の中を歩けるのはいいし風も通る」「雁木が減っていると聞くので、こういうイベントを通して残ってくれれば」と話していました。
イベントの発起人 宮川大樹さんは「前回開催した時は雨天だったが、雁木が雨よけになり良さを知ってもらえた。雁木は日よけにもなるので、今回はまた新たな良さを知ってもらえたのでは」と笑顔をみせました。
実行委員会では、今後も定期的に「まちやdeマルシェ」を開催する予定です。
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