2017年06月28日 18:00更新
28日 下源入の後援会事務所で会見
今年秋の上越市長選挙に立候補を表明している現職の村山秀幸さん(68)が28日、下源入の後援会事務所で会見を開き、市長選挙にむけた政策を発表した。
「確かな明日へ」と題した公約。目指すのは「すこやかなまち」。公約にはまちのありかたとして「多様な価値観を認め合う」「ともに支え合う」「人も自らも大切にされる」など4 つのまちの姿と政策が示されている。市長としての実績と30年にわたる行政経験に基づく内容としている。
会見で村山さんは1期目の市長就任当初、きびしい財政状況から「財政の見通しをつけないで夢を約束できなかった」と当時を振り返り、3期目を目指す現在、先が見えてきたとして「ようやく見通しの立った約束ができる」とした。そして、「現在の社会情勢経済情勢を直視しながら夢を描く。その夢は単なる夢ではなく、実現可能な、実現を予見できることを訴えたい」と述べた。
そのうえで団塊の世代が75歳を迎えるときに備える医療・福祉・介護の体制づくり。人口減少が避けられない中にあっても、上越の文化や歴史さらに他の地域より優位性がある新幹線や高速道路など価値をいかしたまちづくりに取り組むと、3 期目にむけ意欲を示した。
さらに、公約の中には「新年度から取り組めるものも少なくない」と述べ、実効性の高さもアピールした。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.