2021年06月26日 13:33更新
佐渡市新穂地区で「北方天神まつり」と「新穂天神まつり」が6月24日と25日にそれぞれ開かれました。
北方天神まつり当日の24日、新穂北方の護村寺では住職によりお経が読み上げられ、境内で舞が舞われるとまつりが始まります。
この日は、子ども鬼太鼓が地域のおよそ30軒を門付けしてまわりました。
北方子ども鬼太鼓は、新穂中央青年会に属する新穂・馬場・三協・北方の4集落の小学1年生から6年生が所属しています。その歴史は古く、戦前から続くと言われます。戦後、いったんは途絶えましたが、昭和60年に新穂中央青年会のOBから舞を習い復活しました。
去年は新型コロナウイルスの影響で子ども鬼太鼓は中止となり、この日は2年ぶりの舞の披露となりました。地域の人たちは子どもたちの元気な舞と掛け声をうれしそうに見守っていました。
鬼をつとめた児童は「鬼太鼓には、悪いものを払うという意味がある。しっかりと願いをこめて鬼の役をつとめたい」と話していました。また、鬼をつとめた児童の保護者は「みんなで協力して練習し、この日を迎えられて良かった」と話していました。
25日には「新穂天神まつり」が開かれ、上新穂の管明寺で2年ぶりに新穂中央青年会による鬼太鼓が奉納されました。
例年は昼からおよそ200軒ほどを門付けして回り、夜にはちょうちん行列が行われますが、去年に続き新型コロナウイルスの影響で中止となりました。
しかし関係者らはまつりを開催できる喜びを感じながら、舞に思いを込めていました。
佐渡テレビジョン
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