2021年06月25日 07:19更新
佐渡空港で21日、消火救難訓練が行われました。
この訓練は、事故が発生した際、関係機関が連携し迅速に対応できるよう行われたもので、新潟県佐渡地域振興局や佐渡市消防本部の関係者など47人が参加しました。
訓練は佐渡空港で航空機事故により火災が発生し、搭乗者が負傷した想定で行われました。まずは、航空機に見立てた黄色の車両から負傷者を救出しました。
続いて、消防車やポンプ車などの4台と、救急車が出動。
準備が整うと航空機に見立てた車両に向かって勢いよく放水し、迅速に消火活動が行われました。
佐渡空港は定期便が就航していた平成24年には年間の旅客数は4,887人、着陸数799回の利用がありました。その後、平成26年から定期便が運休し、着陸数が年間100回ほどに減少したものの、民間機や自衛隊機により今も利用されています。
訓練後には閉会式が行われ、両津消防署長や佐渡地域振興局長から講評がありました。
新潟県佐渡地域振興局の樺澤 尚(かばさわなおし)局長は「空港の利用において、安全の確保が一番の課題です。関係機関との密接な連携のもとで訓練することができて良かった」と話しました。
佐渡市によりますと、10月にはハイジャック訓練を行う予定だということです。
佐渡テレビジョン
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