2021年06月12日 05:00更新
リフォームの工事費用を補助する上越市の「住宅リフォーム促進事業」は、今年度前期分に予算を大幅に上回る申し込みがあり、10日に抽選会が行われました。
「住宅リフォーム促進事業」は、昨年度、コロナ禍の自粛ムードを受け申し込みが少なく、予算を満たさずに終わりました。市では今年度、コロナ不況の経済を刺激しようと昨年度の倍近い1億円の予算を組みました。また、1件当たりの補助上限額を10万円から15万円に引き上げ、過去に制度を利用した人でも2度目の申請ができるようにしました。
結果、前期分の申込みが1826件、予算7500万円の3倍以上、2億2300万円ほどの申請がありました。これは制度が始まってからの12年間で、もっとも多い申請となりました。
10日は補助の対象者を決める抽選会が開かれ、615件で総額7485万円の交付が決まりました。抽選結果は来週中に申請した人に通知されます。
今回過去最多の申請があったことについて、市建築住宅課の山口将課長は、過去に利用した人でも2度目の申請ができたことが理由ではないかと話しています。
なおリフォーム促進事業は、昨年度までに対象1万401件に対し、総額9億6670万円を補助しています。
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